木材グラップルの上配管のメリットとデメリット

澄川工作所では木材グラップルのレンタル機を扱っています。住友建機製SH120にイワフジ工業製木材グラップルGS90LJを写真のように上配管仕様として取り付けています。今回はグラップルの上配管仕様について解説します。

uehaikan イワフジ工業製木材グラップルの標準仕様は横配管となっていて、各建機メーカーの林業仕様機もアームの横に配管が設置されています。そのため標準仕様でグラップルを取り付けるとアームとグラップルの間に油圧ホースが垂れ下がる形になります。

アームとグラップルの間に油圧ホースがぶら下がる形になるため、枝がひっかかり油圧ホースが切れたりします。

そこで配管をアームとバケットシリンダの隙間に移設して、グラップルの配管も上部に変更することで、写真のようにすっきりとした油圧ホースの取り回しにすることができます。これを弊社では上配管仕様または縦配管と呼んでいます。

上配管のメリットしては油圧ホースが切れないことです。枝などが引っかかりにくいため、油圧ホースが切れることはほとんどありません。ただし摩擦は大きくなるため、ホースガード等は必要になります。

デメリットとして、まず標準仕様に比べて初期費用(と架装時間)がかかります。具体的には油圧ショベル側の配管の変更、グラップル側の配管変更費用です。配管の位置が変更になるため他のアタッチメントとの共有も難しくなります。またグラップルでの抱え込み作業時の角度が変わる、油圧ホースの太さ等の制限があります。

上配管仕様は北海道の一部地域を除きあまり一般的ではないようですが、弊社のお勧め仕様のひとつです。

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